お知らせ NEWS

左官の「ムラ」は失敗じゃない?味わいを生む仕上げの違い

左官の壁を見て、「表面が均一じゃないけど大丈夫?」と思った経験はありませんか。
実は、左官ではあえて均一にしない仕上げもあります。

壁の表面に残るわずかな凹凸や塗り跡は、職人が意図して作るデザインのひとつです。
すべてをツルツルに整えるのではなく、素材の表情を残すことで独特の雰囲気が生まれます。

たとえば、光が横から入るリビングでは、壁の凹凸によって影ができます。
朝と昼、夕方では光の角度が変わるため、同じ壁でも見え方が変わります。

この「影」が左官ならではの面白さです。

もちろん、すべてのムラが良いわけではありません。
意図した凹凸と、施工状態によって発生した不自然な凹凸は別物です。

そこで重要になるのが、職人の経験です。
どこまで凹凸を残すのか、どの方向に塗り跡を出すのか、光が当たったときにどう見えるのかまで考えて仕上げます。

「自然な感じにしたい」
「無機質な雰囲気にしたい」
「少し荒々しい壁にしたい」

このような希望によって、仕上げ方も変わります。

また、左官では色だけでなく、素材の粗さや塗り方によって印象を変えられます。
同じ白い材料を使っても、表面の仕上げが違えば見た目はかなり変わります。

リノベーションで人気のあるのが、リビングの一面だけを左官にする方法です。
部屋全体を施工するよりも費用を抑えやすく、家具や照明との組み合わせも楽しめます。

玄関まわりに左官を取り入れるのもおすすめです。
家に入って最初に目に入る場所だからこそ、壁の質感が空間全体の印象を左右します。

弊社では、お客様の希望を聞きながら素材や色、粗さ、塗り方を決めていきます。
施工前にはサンプルもご用意し、完成後のイメージを確認していただきます。

「ムラのある壁にしたいけど、失敗したようには見せたくない」という方もご安心ください。
職人ならではの技術を活かして、自然な表情を持つ壁へ仕上げます。